相変化熱対策素子 PCM-PAC

PCM-PAC

PCM-PACは、相変化材料を柔軟性のあるパックに充填した物です。

相変化材料PCMは、温度により液相(液体)と固相(固体)に変化する性質を持った材料です。

PCMは、その時の温度により、液体(ゲル状)または固体の状態になっています。温度が低い場合は固体になっており、エネルギーを加え、温度が上がって相変化温度を越えると液体に変化します。この液体になるときに大きなエネルギー(潜熱)を必要とします。つまり、周囲から熱エネルギーを吸収して液体になるので、周囲から熱を奪うことになります。周囲に熱の発生源がある場合、その温度上昇を抑えるという働きをします。

氷の入った飲み物を想像してください。氷を溶かすのには大きなエネルギーを必要とするので、水だけの場合と違って、氷が入っている場合は長時間温度上昇を防ぐことが出来るのと同じ事です。

例えば、28℃で相変化するPCM-C28は、28℃以上で液体、それ以下では固体の状態にあります。固体から液体になるときに大きな熱エネルギーを吸収しますので、低い温度から熱が加わっていくと、溶けきるまでの間、28℃近辺で温度上昇を抑えることができるのです。その後、温度が下がるか、熱の発生が無くなれば徐々に放熱し、自身は固体に戻って次のサイクルを待つことになります。

電子機器の過熱防止、人など生物の体温上昇防止、部屋や箱などの内部温度上昇防止、熱対策にお役立ちいたします。

評価キットをご用意しております。

PCM-C7〜PCM-C70迄の各温度1個(C28は2個)をセットにした計8個を、評価キットとしてご提供しております。採用ご検討、商品開発、研究等にご利用ください。キットの内容は、裏面の在庫品欄右端のパック同梱数をご参照ください。


型番 動作範囲
(℃)
相変化温度
(℃)
最大許容温度
(℃)
貯熱容量
(Wh/kg)
溶解潜熱
(Wh/kg)
比熱
(Wh/℃・kg)
比重
(Kg/l)
熱伝導性
(W/m/℃)
PCM-C7 0〜+15 7 60 30
(0〜15℃)
15 1 1.42 0.5〜0.7
PCM-C21 +14〜+34 21 60 46
(14〜34℃)
26 1 1.45 0.5〜0.7
PCM-C24 +15〜+35 24 60 50
(15〜35℃)
30 1 1.48 0.5〜0.7
PCM-C28 +20〜+40 28 60 55
(20〜40℃)
35 1 1.45 0.5〜0.7
PCM-C32 +20〜+40 32 60 74
(20〜40℃)
54 1 1.45 0.5〜0.7
PCM-C48 +30〜+60 48 70 93
(30〜60℃)
63 1 1.36 0.5〜0.7
PCM-C58 +45〜+70 58 75 96
(45〜70℃)
71 1 1.46 0.5〜0.7
PCM-C70 +50〜+80 70 80 104
(50〜80℃)
78 1 1.7 0.6〜0.7

■PCM-PAC 在庫品●評価キットをご用意しておりますので、ぜひご利用下さい。

型番 相変化温度 内容量 大きさ(縦×横×厚み) パック材質 評価キット同梱数
PCM-C7-200G-VP 7℃ 200g 80×180×(11)mm アルミ箔 1
PCM-C24-200G-VP 24℃ 200g 80×180×(11)mm アルミ箔 1
PCM-C28-75G-VP 28℃ 75g 80×100×(8)mm アルミ箔 2
PCM-C32-150G-VP 32℃ 150g 80×150×(11)mm アルミ箔 0
PCM-C32-200G-VP 32℃ 200g 80×180×(11)mm アルミ箔 1
PCM-C48-400G-VP 48℃ 200g 80×180×(11)mm アルミ箔 1
PCM-C58-500G-VP 58℃ 500g 120×295×(15)mm アルミ箔 1
PCM-C70-500G-VP 70℃ 500g 120×295×(15)mm アルミ箔 1

  • ※上記在庫品は、Webサイト掲載時の標準在庫品です。需要により、標準在庫品が変更になる場合があります。在庫品以外は、受注生産となります。詳しくは営業部までお問い合わせください。また、ご要望により、ご希望のサイズ、ご希望の容器に充填することもできます。

仕様書、外形図をご希望の方は資料請求/お問い合せページよりご依頼下さい。

温度により液相(液体)と固相(固体)に変化する

温度により液相(液体)と固相(固体)に変化する

PCM内蔵の熱暑作業用ベスト

Cool Vest

Cool Vest

様々な場面で、熱暑から人の体を守ります

ページの先頭へ戻る